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現在、日本では、年間約二億本強の歯ブラシが売れているそうです。二億本というと、とても多いと思いますよね。しかし、いまの人口から単純に計算すれば、一人当たりの使用量は、一年に二本です。一本の歯ブラシを半年もだいじに使っていることになります。
つねに口の中を磨いている歯ブラシは、いつも湿気があるので、想像以上に雑菌の温床となります。一〜二ヵ月使った歯ブラシが、新品のものにくらべてずいぶんと黄ばんでくるのはそのためです。また、最近は毛質も改良され、しっかりしていますが、やはり細い毛ですから、すぐに毛先が曲がったり、ほぐれたりするのは避けられません。
そういう状態の歯ブラシを使うことは、いろいろな面で危険です。口の中に菌を繁殖させることになったり、毛先が汚れている部分に的確に届かなかったりすると、毎日の歯磨きが無意味どころか、有害なものにさえなってしまいます。歯磨きが、歯の病気を促進してしまうような事態だけは避けたいものです。そのためにも、歯ブラシはこまめに新しいものに換えることです。
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